Jan 14, 2011

 

無邪気なS性







 フェティッシュバーなどで、若い女性客が無邪気な顔して

「キンバクやらせて〜 (^o^)」 とか言うのは、ちょっと違うような気がする。

 まぁ、ご自由にどうぞという感じですが、その彼女の練習台にはなりたくない。

 そうではなくて、根は優しくて天真爛漫なのだが、

 天使のような顔して小悪魔的に残酷なことをする無邪気さのほうが、

グッとくる。 (←もしかして死語? ぐっとくる、もう言わんか^^)

 男が苦しむ顔、あるいは羞恥に歪む表情をニコニコしながら楽しめるセンスには先天的なS性が必要であろう。

 女王様の素敵な笑顔が見られるなら、ちょっとぐらいの苦痛には耐えてみたいものである...

  ... とブログには書いておこう。





Dec 17, 2005

 

Welcome !



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Nov 15, 2005

 

トレバー・ブラウン



 コミック作家の池上遼一あるいは叶精作の画風を思わせるトレバー・ブラウンのイラストは、無国籍と異国情緒をかけあわせたような味がある。実はこの人、日本在住の英国人で、ちょっと病的な少女イラストを描く人として地味に有名だ。ファンクラブもあるらしい。めずらしくFemDomっぽい作品を見つけました。

トレバー・ブラウン公式サイト

Nov 10, 2005

 

喜多玲子





 またの名を須磨利之。責め絵の第一人者である伊藤晴雨とも直接の交流が知られており、ある意味では我が国の伝統的な責め絵の流れを受け継いだ正式な画家として喜多玲子の名は記憶にとどめていいだろう。後年は美濃村晃のペンネームで主に小説やルポを発表し、イラスト作品がそれほど残っていないのが残念である。「奇譚クラブ」ではラフなカットや挿し絵の中で、この人独自の才能が光っていた。


 精神的なマゾヒズムを理解していないと描けないような構図や表情の表現にすぐれ、女性緊縛図が多い中でも、男性マゾヒズム願望にも応えてくれるイマジネーションにあふれていた。編集仲間で友人でもある濡木痴夢男によると須磨はかなりマゾっ気があったらしい。「縛られる快感を知らないと、いい責め絵は描けない」とは須磨の名言である。


 喜多玲子の「玲子」の名は須磨の妻の名前でもあったらしい。男でありながら、「喜多玲子」という女の気持ちになって描かれた被虐と羞恥の美は、男女を問わずマゾヒストの歓喜を呼び起こし、マニアの絶大なる支持を得ていた。

Nov 8, 2005

 

物体として存在する時



 これほどの至福な時が他にあるだろうか。完全な物体として扱われる。無視される。しかし現実的にそれは無理な話で、そこにいる人間は皆、この奇妙なモノと化 した人物の存在を認識せざるを得ないのである。まともな人なら「何考えてるの?この人」と思っていることだろう。アクティブなS趣味の女性ならちょっと退屈するかもしれない。いずれにしても、一見無視されているようでしっかり意識されている状態。ある種の放置プレイといえるかもしれない。次第に耐えられなくなり身体が震えだすと、「テーブルが動くんじゃない」と鞭が飛んできたり。足の裏をヒールでグリグリされたり。

 何が楽しくてこんなことやりたいんだか、されたいんだか。実に意味不明ではあるが。



Nov 6, 2005

 

須磨利之


日本のFem-Dom アートの先駆者

 「責め絵」または「縛り絵」と呼ばれる分野が日本には古くからあり、もっぱら女性が「責められる」側の描写である。このジャンルの先駆者の一人に伊藤晴雨がいる。それではフェムドム、つまり「女性が男性を責める」図式の責め絵は、いつ頃から描かれたのであろうか?

  確実な起源は定かではないが、春川ナミオ以前にルーツを求めるならば、とりあえず須磨利之という人物にたどりつく。「奇譚クラブ」の編集者であり、喜多玲 子の名前ですばらしい責め絵を描いた画家としても知られる伝説の人物だ。後に「裏窓」を創刊、SMコレクターなどその後の様々なSM雑誌にも関わり、美濃 村晃などのペンネームで数多くの小説やルポ、コラムなども執筆した多才な人で、ちょうどこの時期にアメリカでも似たような活動をしていたジョン・ウイリー を連想させるマルチタレントであった。
「奇譚クラブ」は戦後まもない風俗誌で、一般的な実話雑誌としてスタートしていた。それが須磨利之が編集に関わるようになった昭和27年から、SMという言葉がまだ使われていないこの時代に、いわゆるSM色を濃く反映した内容に変わっていく。

 このイラストは須磨が自ら企画・構成を手がけた「女天下時代画集」のひとこまで、挿し絵も描いている。(「奇譚クラブ」1952年7月号)
 戦後のメディア史上フェムドム的なイメージが(大々的?に)登場したのは、これが最初ではないだろうかと思われる。この当時、須磨利之は名前やタッチを微妙に変えつつ、一人で百点近くのイラストやカットを奇譚クラブに描いていた。

May 9, 2005

 

Welocme !


i don’t know why i like this feeling. i can not explain when and how i became masochist. Maybe you don’t like to listen to my poor story all the way. Don’t worry, i can’t for the time being. But main purpose of this blog could be a quest of my masochism. i think i have to know who i am. In a way this is a journey of discovering THE REAL myself.

Come to think of it, i don’t need to explore this.The truth is out there! I already exist now here. This is the real of me. Please take a look at this miserable poor homer.

Know what i mean?

May 1, 2005

 

このブログについて





 ようこそ。お越し頂きましてありがとうございます。

 ここには私が影響を受けた資料、写真やイラストなどを集めてあります。こうでもしないとずう〜っと押入やタンスのかたすみにでも埋もれたままになってしまうような、恥ずかしいものばかりです。とはいえ、親しい友人を自宅に招いて押し入れの中を見せるようなものではありません。初対面のお客さんにも自信をもって紹介できるようなものを厳選して構成しているつもりです。内容的にはかなり過激なものが含まれてますのでご注意下さい。またコンテンツの未成年への展示はもちろん、第三者への配布、二次利用などはお控え願います。

 基本的に私の主観、好みで構成しており、誰かに気軽に見せたり話すような内容ではありませんが、もしご理解頂ける同好の趣の方の参考になれば幸いです。このようなものをシェアすることで、新たなるコミュニケーションを模索できればと願っております。この世界もピンからキリまであります。数ある嗜好・こだわりの中のごく一部にすぎません。ご意見、ご感想など、異論・反論・オブジェクション! フィードバックは大歓迎です。メールまたは各トピックのコメントにてお願いします。 

 最後に一言、僕自身のことについて。

 一応はちょっと「変態」入ってる、という自覚はあるものの、普段はとりあえず「普通」の社会生活を営んでいるつもりでいます。東京などに出張する機会があれば、人知れずSMクラブへ足を運んだりする、おもてむきはノーマルを装うありふれた小市民。正常とかアブノーマルとかというお話はひとまず置いておくにしても、自分ではわりとおだやかな、無難なタイプの「エム男」なのではないかナ? と思っています。自称「仮性M」。わりと古いタイプで(歳だからね)ピアスはやりません。乳首に針さしたり、ヤプーズマーケットのビデオに登場できるほどの筋金入りの「真性」マゾではない、という程度の意味です。妄想の部分では過激でも、実際には実行できなかったり... 

Feb 25, 2005

 

美しき女王様




 これは僕が初めて購入したMビデオで、確か1980年代の前半頃だったと記憶している。当時はまだMビデオの数も種類も少なかったので、けっこう目立っていた。北川プロやセビアンなどのナマ撮りプレイと違い、脚本も演出も練られており、女優の(「女王様」でなく、明らかに女優である。これをきっかけにSMに目覚めたかもしれないが、撮影当時は少なくとも「真性S女性」ではなかったと思われる)なかなか作りこまれた作品であった。その分演技にはくさいところがあり、ラストでこの女王様が奴隷のオナニーを見つめる表情に恥じらいがみえたのはご愛嬌である。だが、この作品にはMプレイの基本中の基本ともいうべきお約束ごとがしっかり押さえられており、今みても十分参考になるばかりでなく、内容的にも見応えがあった。

 冒頭シーンで、おそらくは六本木あたりの高架下だろうか、公衆電話から連絡するシーンがあるんだけど、これが妙にリアル。僕も初SMは某六本木のクラブだったので、今見てもほんとに懐かしい。

芳友舎・SAMM video Beta 40分 ¥15,000 (VHSでなくベータだった!)

Feb 24, 2005

 

北川プロ・女王様と奴隷たちシリーズ



  トランプ社、またはスペードの会から発展した名古屋のサークルが母体のこのレーベルは、日本のフェムドム業界のパイオニアと言えるだろう。特にビデオ販売 では草分け的存在で現在も充実したラインナップを定期的に発表している。様々な企画と内容のバリエーションで常に前進する老舗。近年はクラブの有名女王様 も登場し、北川女史自ら業界内をルポするドキュメンタリー番組もリリース。高めの価格設定も妥協を許さない作品制作へのプライドを感じさせる。内容は全般 的にハードだが、主演女王様によってはソフトな作品もある。古くはシャネル、ケイ、目黒依子、青木麗奈、90年代には朝霧リエ、丸奇ジュリ、キョロ、ロー ズ、イブ、ケイト、夏目亜衣、真瑠絵、といった有名・カリスマ女王様たちがキャスティングされていた。
 個人的にお気に入りだったのが春川ナミオ が監督したこの「復讐の美尻」で、主演女王は宝条なおき(のちに「れみ」と改名)・竜藤茜様。これは、セクハラ上司に悩むOL(茜)が友人の女王様(なお き)に相談し、この上司を監禁・調教して奴隷化し、最後には茜の排泄物を食べさせるというストーリーもの。ありがちな設定で演技はそこそこではあるもの の、春川ナミオの演出が冴えており、納得のいく構成であった。ここで登場する二人の女王様に共通するのは、お尻のかたちが見事なこと。なるほど言われてみ れば春川の好みが反映されているんだろうなとふと思った。確か朝之りらという女王様のお尻もこんな形だったような気がする。



Jan 20, 2005

 

SMいろはカルタ 【い】



いかせて下さい 女王様





 マゾヒスティックな気分で少し明るく遊んでみたい。そんな思いでSMカルタを作っています。これはもともとは2チャンネルのSM板で今年の1月に僕が立てたスレッドです。読み札の表現を募集し、その絵札にあうイメージを探しだそうという試み。今は荒れて止まっていますが、一応スレッドは残っていますので、なにかアイデアありましたらよろしくお願いします。

 本来であれば、

いかせて頂きます!

と丁寧に言わなければなりません。

いつ聞いても恥ずかしい表現ですが、マゾヒストにとっては最も古典的で由緒正しきフレーズですね。

Jan 19, 2005

 

SMいろはカルタ 【ろ】



露出マゾ 野外調教うれしいな


 最初この企画を立てた時は、読み札の表現を和歌とか俳句にする意図はなくて「犬も歩けば棒にあたる」程度のレベルで始めました。だから響きとしてキャッチ・コピーになってればいいやぐらいの軽い気持ちでしたので、今でもこれは幼稚かなとは思っています。ただこの場合写真のクオリティが高いので良しとしました。オリジナルの画像ではペニスがモザイクなしにモロ見えでかなりのインパクト。女王様もポーズがサマになっていて素敵です。

Jan 18, 2005

 

SMいろはカルタ 【は】





恥ずかしいのがうれしいんでしょう?

「羞恥」というのは、マゾヒストにとって苦痛なのか甘美なる喜びなのか、複雑でややこしい感情ではないでしょうか。そのような倒錯感を見事に再認識させてくれるこのイラストの作者は Sardax 氏。英国の有名なFemDom アーティストです。

 言葉を象徴するイメージを探すより、写真やイラストからコピーを考える方がやや簡単です。しかし、この人のイラストのように見た瞬間にある種の表現(ショーもないコピーだが^^)が思いついてしまうのは、作品のもついわゆる一つのパワーではないかと思うわけです。みているだけで恥ずかしい。だけどされてみたい...みたいな?

Jan 17, 2005

 

SMいろはカルタ 【に】




人間便器におなりなさい


 SM とスカトロジーは切っても切れない縁。しかし実際にやる人はSM愛好家の中でも少数派かもしれません。一方で妄想としてならOKという脳内スカ派は多いで す。そんなビジュアル志向にマッチする画像はなかなかありません。実際に黄金の露出しない上品なイメージを探すの苦労した例です。

Jan 16, 2005

 

SMいろはカルタ 【ほ】



仄めかす 過激調教計画に 垂れ流すは 縄人形よ
 2chのSMかるたスレッドのヒロインみなこ嬢(M女)から寄せられました。イマいち句の持つイメージとはズレがあるのはわかってますが、なにせ僕はM男なので、こういう写真はほとんど持ってませんでしたから、とにかく縄で縛られてる写真から見つけてあてはめてみました。これでとりあえず勘弁して下さい(>>みなこ様)

 男Mの立場からみて女性緊縛写真も、我が身を投影させることで萌え気分が味わえます。この写真のようにM字開脚で拘束された状態で、女王様の口からこれから行われる調教計画を聞かされたなら、もうそれだけで逝ってしまいそう。

Jan 6, 2005

 

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